Kyo Co. のブログ

伝えたい、自分の目で見たものを、自分の言葉で。この世界の多様性への気づきが、自分らしくまた互いの生き方を尊重できる社会に繋がることを願いながら。

日本からの荷物送付時の落とし穴。

家族に日本から荷物発送を頼みSAL便で送ってもらうも、待てど暮らせど荷物が来ない。。3週間程度たったところで、さすがにおかしいなと思い追跡開始。

 

すると、Gatwick空港で止まっている様子。

しかもStatus欄には、Awaiting payment of chargesと何かの支払いを待っている様子。

一体これはどういうことなのだろうか。。

 

Royal mailに問い合わせる。

電話応対が機会化されていて、こちらが独り言の様に電話に向かって要求を訴えると、素っ気なく、i'm sorry. I can't catch you.などと言われる。段々イライラしてくるが何度か自分vs機械音声のバトルを続けていると、ようやくオペレーターに繋がる。

私の荷物どうなってるんだと言うと、あっさりと、「この荷物はいまTAXの支払い待ちなんだよ」と言うではないか。

 

それも60£近く。(日本円にして1万円越え)

 

ひーん!こっちがどんな思いして毎日節約生活を送ってるのですかという思いを抑えながら、理由を聞く。どうやらInvoiceの内容やら金額やらでひっかかったようだ。

でもその理由に納得できず、何故商業用でもない個人的な私の荷物を受け取るのにイギリスにお金を払わなければいけないんだと。すでに高い国際運送料金は日本で払ってもらっているのに。。と、クレームを言おうとすると、文句があるならCustomer serviceに言えと言われ、別の電話番号をもらう。

 

早速かけてみると、また機械化された音声ガイドとの孤独な戦い。

ようやくオペレータへ繋がると思ったら全く繋がらない。。幾度か試すも繋がらず待たされるだけ。

 

電話攻撃は諦め、ネットで何か良い策はないかと作戦探し。

あるある。同じく痛い目に遭われている日本人の方がご丁寧にネットに情報を挙げて頂いているではないか。

 

色々調べた結果、運次第といったところはあるが、税関で引っかかるポイントとしては、荷物を送る際に記入するinvoiceの内容の金額が大きく関わっている様子。

Giftだと36£程度を上回るとアウトのようです。(私の荷物は4万以上の額が。。)

日本では荷物が無くなった際の保証額として金額を多めに記載したりするが、こっちではそれが逆効果だった。。てか36£てそれにしても安すぎだろ!

 

と調べだすと様々な情報があるのですが、とにかく現時点の策としては日本から(EU内の送付はTaxかからない様です)荷物を送る際には合計額を36£以下で記載してもらう、またPersonal use onlyと記載してもらうことで無駄な税金支払いを回避できるかと思います。

 

ただ、この税金もクレームをしっかりすれば、戻ってくる可能性もある様だ。

私も未トライなので勝敗結果についてはまだ分からないが、念のためこちらクレーム用紙。

http://search2.hmrc.gov.uk/kb5/hmrc/forms/view.page?record=opaA875KlVk

でもこれも記入が相当面倒のようだし、成功したとしても数か月後にお金が手数料を引かれて返ってくるようだ。

 

全くひどすぎる。。大体こっちから調べて分かるこの事実。(TAX請求の赤紙が普通は郵送される様だが。)

この国は本当に理不尽なことが多く、知っていないと損をすることも多い。

知らなかったという言い訳はほぼ通じない。日頃のイライラも沢山あるが、自分の健康のために気にしないように生活しております。

 

ただ今回の件は、私と同じ被害者をこれ以上出したくない為、微力ながらUPしてみました。

 

話は戻り、結局、TAXは一旦支払うことに。(ではないとまた日本に荷物が戻ってしまう様で、、)再度電話してTAX払うから荷物をくれと言うと、電話越しにカード番号を伝えあっさりと終了。次の日にはもう荷物到着。

 

そんなこんなでようやく荷物を受け取る。

冬用のコートやら靴やら。今思えばいらなかった浴衣w等、、

そして何より嬉しい日本食!!! いやーやはり日本食は世界を救う。

特にばかうけの美味しさははんぱないです。この絶妙なしょっぱさの中にしっかりとうま味がある感じ。これですこれです。

イギリス人も少しはこの旨みたるものを習得して頂ければなぁ~~~

 

と日本の食の素晴らしさに改めて感動し高いTAXのことを一瞬忘れた瞬間でした。