Kyo Co. のブログ

伝えたい、自分の目で見たものを、自分の言葉で。この世界の多様性への気づきが、自分らしくまた互いの生き方を尊重できる社会に繋がることを願いながら。

水が来ない

ミャンマーでは、インフラの悪さから、停電や断水等様々なインフラ周りのトラブルがある。そのため、暖かいシャワーが浴びれる(5分くらいしか熱いお湯は出ない)ということがどれだけ有難いことか感じる瞬間が何度もある。

 

今回は、飲み水のはなし。

 

こちらはもちろん水道水は直接飲めないため、飲料水を買って飲む。料理にも基本、この飲料水を使っている。

 

赴任当初は、近くの売店でペットボトルの水をせっせと買っていたが、最近は大容量の水ボトルを業者に頼むことにした。

 


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これだ。

 

しかし、ミャンマー語が話せない私は、こういう時、いつもミャンマー人スタッフの力を借りる。

 

今日もいつもの様に、「水が無くなったので、水のお兄さんに新しいの運んでもらえるか」とお願いした。

 

頼んでから数時間後、待てど暮らせど来ない。水も底を着き、喉も渇いてきた。

 

催促の電話をしてもらう。

 

しばらくして、水のお兄さんは今忙しいからもうちょっと時間がかかる。

 

(心の叫び:だったら、最初からそれを言ってくれーーーー!!!)

 

といった具合に、リクエスト通り来ないことは日常茶飯事。

 

入居当初も、あらゆる業者を待った待った。来ない、遅れる、連絡しない、、

 

もうそれに慣れてきた私は、最近イライラすることも無くなった。

 

でも、喉渇いたなぁ~~~~

 

と、思っていたら、コンコンコンとノックする音が。

 

遂に、水のお兄ちゃん来たぁ~~~!!!と思って、ドアを開けると、

そこに立っていたのは、買ってきた大きな水ボトルを持ったうちのスタッフ。

 

 

カンドーーーーーーーーー!!!

 

 

中々来ない業者にしびれを切らし、うちのスタッフが気を利かせてわざわざ水を持って来てくれたのだ。な、なんて優しいんだ。

 

色々あるけど、ミャンマーの人の優しさは時に本当に心の奥まで幸せにしてくれる。深くて広い愛情を持った人が多いこの国で、私は毎日沢山の幸せを見つけられている。そのお陰で、私はお水が飲めている。

 

しかし、水の業者の人、そんな忙しいんか?どう考えても、この小さい街で、何時間も配達にかかるとは思えないが。。といった感じで、小さな疑問はまた増えていくのであった。