ビニール袋から覗くミャンマー
ミャンマーでは、全ての飲食物をお持ち帰りにすることが出来る。
例えば、今日のランチ。
麺(写真手前右)とスープ(手前左)とフルーツ入りヨーグルトとその氷(奥)。
これらを見事に全てビニール袋に入れて、お持ち帰りにしてくれるのだ。これは結構驚きだが、慣れると非常に便利。ミャンマーで今までお持ち帰りを断られたことは無く、全て綺麗にビニール袋か時々発泡スチロールの容器に入れてくれるのだ。
中国滞在時代のお持ち帰り(ダーパオ)を思い出す。
しかし、この国では中国のそれとは少し異なる。
その一 ビニール袋の質が高い
これは驚きだ。どこに行っても、割としっかりとしたビニール袋に入れられてくるのだ。しかもご丁寧に一つ一つ小さいビニール袋で小分けしてくれる。ちなみに中国の場合は、今にも破けそうなうっすいビニール袋ばかりだった。
そのニ ビニール袋の結び方が全国統一
これも驚きだ。写真をよく見て頂けたら分かるかもしれないが、結び目の片方の長い方が持つ部分で、もう片方の短い部分がほどく部分となっているのだ。この短い部分を引くと、スルスルと簡単に結び目がほどける仕組み。この絶妙な結び方は、どの店に行っても、何を買ってもこの様になっているのだ。なので、私はまだヤンゴンとピーくらいしか行動範囲は無いが、これは全国統一だと確信を持っている。
このことから個人的に思うことは、
①ビニール袋を使い過ぎて環境が心配だ。ただでさえ、ゴミ捨て無法地帯化しているのに、という不安。
この様に、道路の脇は必ずゴミ溜めとなっている。。
②ビニール袋のコストが気になる。安価で質の悪いビニール袋がもっと出回ってもおかしくないはずなのに何故だ、という疑問。
③見事に同じ結び方が浸透しているこの国。実はビニール袋の結び方に限らず、結構この国では色々な地域で共通して見られるモノ、人の行動?がよく見られる。何か流行りだしたら、浸透力はピカイチであるだろう、という確信。
あとは、スープが胡椒辛いのをどうにかしてほしい、といった願い。
ここまで読んで頂いた方、有難うございます。